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『シュガー・ラッシュ』

投稿日時 2013-5-20 19:28:37
執筆者 M
原題: WRECK-IT RALPH
製作年度: 2012年
別題: −
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 101分
監督:リッチ・ムーア
製作:クラーク・スペンサー
製作総指揮:ジョン・ラセター
原案:
リッチ・ムーア
フィル・ジョンストン
ジム・リアドン
脚本:
ジェニファー・リー
フィル・ジョンストン
音楽:ヘンリー・ジャックマン
挿入歌:AKB48 『Sugar Rush』
声の出演:
ジョン・C・ライリー ラルフ
サラ・シルヴァーマン ヴァネロペ
ジャック・マクブレイヤー フェリックス
ジェーン・リンチ カルホーン軍曹
アラン・テュディック キャンディ大王
声の出演(日本語吹替版):
山寺宏一 ラルフ
諸星すみれ ヴァネロペ
花輪英司 フェリックス
田村聖子 カルホーン軍曹
多田野曜平 キャンディ大王
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
子どもたちを夢中にさせるゲームセンターには、閉店後に始まるもう一つの世界があった。そこでは、一日の“仕事”を終えたゲーム・キャラクターたちが集い、仲良く談笑しながら日々の疲れを癒していた。そんなゲームの世界で30年間も悪役を演じてきた大男のラルフ。本当は心の優しい彼は、みんなに愛されるヒーローになりたいと願っていた。そんなある日、ついに我慢できなくなって自分のゲームを飛び出してしまったラルフ。やがて、お菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”に迷い込む。そこで彼は、レーサーを夢見ながらも不良プログラムであるために仲間はずれにされているおてんば少女ヴァネロペと出会う。孤独だった2人の間にはいつしか友情が芽生えていく。しかしラルフがゲームの掟を破ってしまったために、ゲームの世界にはかつてない危機が訪れようとしていた。

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コメント:
ディズニーが手掛ける、ゲームの世界を舞台にしたアドベンチャー・アニメ。
人気ゲームの悪役でいることに疲れてしまったキャラクターが、お菓子の国を舞台にしたレース・ゲームの世界に入り込んでヒーローになろうとしたことから思わぬ騒動が巻き起こる。

これは予想外に面白い。
どちらかというと、現代社会を生きる大人に対して強いメッセージを感じる作品だ。

もしゲーセンにアフターの世界があったなら…という設定で、
子供たちを楽しませる”仕事”を終えたゲームキャラクターたちが、日々の”仕事”について談笑し合う。
ゲームの世界も大変なんだなと、一笑い。

そこには30年間もの間、ヒーローを続けてきた者、悪役を続けてきた者、エキストラを続けてきた者、各々の仕事を続けてきたプロのキャラクターがたちが集っている。
常に新しいゲームが出続ける現代社会、子供からの人気がなくなってしまったゲーム機はすぐさま処分されてしまう。
彼らにだって”ストレス”があり、いつか”リストラ”されてしまう恐怖を持ち続けながら頑張っているのだ。
そんな日々の苦悩をみんな愚痴のように語りあう。

現代社会を、ゲームの世界に置き換えて見せるアイディアがとても面白い。

そんなある日、悪役のラルフが自分のゲーム機から飛び出し、様々な大騒動を起こしていくという内容。
中盤から後半にかけては、いかにもディズニーらしい友情や愛をテーマにしたストーリーが展開される。
だが、ゲームという異色な世界観が、最後まで予測不可能な展開を生み、ドキドキワクワクの連続である。

たかがゲーム、されどゲーム。
こんな身近にあるもので、これだけ壮大な物語を作ってしまうとは、さすがディズニーだ。

久々に人に勧めたい映画に出会ったな。
ゲームをやり始めたお子さんをお持ちの親子に、ぜひ観てもらいたい映画である。




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