1929年4月10日、スウェーデンのスコーネ地方ルンドで生まれる。本名はCarl Adolf von Sydow。キャリア50年、100本以上の映画に出演し、数ヶ国語を話す国際的な俳優。88年には「ペレ」でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。父は王立大学の教授であり、シドーも学生時代から舞台に立ち弱冠25歳で王立文化基金賞を受賞、母国で人気俳優となる。その後マルモ私立劇団に参加、劇団のチーフ演出家だったイングマール・ベルイマンと出会い、数々の舞台や映画を生み出していく。アメリカ映画ファンには、「エクソシスト」(73)のメリン神父、「ハワイ」(66)の不屈の教師、「奇蹟の輝き」(98)のトラッカー、「偉大な生涯の物語」(65)のキリスト役など気高き人物像を演じる俳優としておなじみだ。その他、「野いちご」(57)、「第七の封印」(57)、「処女の泉」(59)、「偉大な生涯の物語」(64)、「コンドル」(76)、「勝利への脱出」「フラッシュ・ゴードン」(80)、「コナン・ザ・グレート」(82)、「ハンナとその姉妹」(86)、「デュエット・フォー・ワン」(86)、「ゴーギャンの夢」(88)、「バラの刻印」(88)、「レナードの朝」(90)、「死の接吻」(91)、「夢の涯てまでも」(91)、「オクサン」(91)、「愛の風景」(92)、「巨人の青年」(93)、「ニードフル・シングス」(93)、「ジャッジ・ドレッド」(95)、「奇蹟の輝き」(98)、「ヒマラヤ杉に降る雪」(99)、「スリープレス」(01)、「10億分の1の男」(01)、「マイノリティ・リポート」(02)などに出演している。だが、世界中で最も認知されているのは、偉大なスウェーデン人監督ベルイマンとの仕事である。彼は「第七の封印」(56)、「魔術師」(58)、「処女の泉」(60)、「冬の光」(62)などベルイマン監督の10作品に出演している。その他、デンマーク人監督ラース・フォン・トリアー「ヨーロッパ」(91)や、ビレ・アウグスト監督の「愛の風景」(92)、さらにはイギリス・イタリアのTVドラマなど、世界各国の作品に出演している。