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ブログ - Mさんのエントリ
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2008/05/04
『ボビー』
カテゴリ: レビュー : 

執筆者: M (5:31 pm)
原題: BOBBY
製作年度: 2006年
別題:−
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 120分
監督:エミリオ・エステヴェス
製作:エドワード・バス、ホリー・ウィーアズマ、ミシェル・リトヴァク
製作総指揮:ダニエル・グロドニック、アンソニー・ホプキンス、ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
脚本:エミリオ・エステヴェス
撮影:マイケル・バレット
美術:パティ・ポデスタ
衣装デザイン:ジュリー・ワイス
編集:リチャード・チュウ
音楽:マーク・アイシャム
出演:
アンソニー・ホプキンス ジョン・ケイシー
デミ・ムーア ヴァージニア・ファロン
シャロン・ストーン ミリアム・エバース
ハリー・ベラフォンテ ネルソン
ジョイ・ブライアント パトリシア
ニック・キャノン ドウェイン
エミリオ・エステヴェス ティム・ファロン
ローレンス・フィッシュバーン エドワード・ロビンソン
ブライアン・ジェラティ ジミー
ヘザー・グレアム アンジェラ
ヘレン・ハント サマンサ
ジョシュア・ジャクソン ウェイド・バックリー
デヴィッド・クラムホルツ フィル
アシュトン・カッチャー フィッシャー
シャイア・ラブーフ クーパー
リンジー・ローハン ダイアン
ウィリアム・H・メイシー ポール・エバース
スヴェトラーナ・メトキナ レンカ・ヤナチェック
フレディ・ロドリゲス ホセ
マーティン・シーン ジャック・スティーブンス
クリスチャン・スレイター ティモンズ
ジェイコブ・バルガス ミゲル
メアリー・エリザベス・ウィンステッド スーザン
イライジャ・ウッド ウィリアム・エイバリー
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
名門アンバサダーホテルのドアマンだったジョン(アンソニー・ホプキンス)にとって、かつての職場は自分の家のようなもの。彼はいつものように元同僚のネルソン(ハリー・ベラフォンテ)とホテルのロビーでチェスを楽しんでいた。そこへ国民の期待を一身に受けたアメリカ大統領候補、42歳のケネディ上院議院が到着する。



コメント:
本作のような作品を観る度に、本当に自分は歴史や政治に疎いということに気付かされる。

本当に知らなかったのだ…この映画を観るまでは。

過去に暗殺された大統領と言えばジョン・F・ケネディただ一人だと思っていた。まさか弟のロバート・F・ケネディまでもが暗殺されていたとは…。しかもその場にいた大勢の市民もが犠牲者となるほどの歴史的事件である。おそらくこんな事件を知らない僕が一番おかしいのかもしれない。だがこうやって一大事件を映像化し、映画として公開されることは僕にとってはとても貴重なことなのである。

この映画を観たからと言って、ロバート・F・ケネディの全てを知ったとは言い切れるはずもないが、彼がどれだけ世界を動かせる人物であったか、そしてアメリカ人がどれだけその人物に夢を託していたか…。これらの感情をアンバサダーホテルに集った、たった22人に焦点を当てることで描ききっていることが本作の一番の見所であると言えるだろう。

期待の星に肩を寄せ合うアメリカ人を見ていると、当時のアメリカの危機的状況が手に取るようにわかる。ロバート・F・ケネディはごく普通の人間として名乗りをあげ、そして暗殺されたことで名声を手に入れた。あのまま生きていて、彼が本当にアメリカを変えることができたのかは誰にもわからない。だがなんともいえない強烈なインパクトを残してこの世を去ったということには違いないだろう。世界に名を残すものには悲劇が生じてしまうものなのだろうか?そうやって世の中は回っているのだと感じずにはいられなかった。

彼のような人物が暗殺されてしまうというのはあまりに皮肉である。時代が生んでしまった悲劇ということで片付ける他ない。だがこうして歴史に名を残し、そして映画としても人々の心に残っている。どういう形でもいいではないか…ロバート・F・ケネディというすばらしい人物が存在していたという事実があるだけで。

ただ僕はそれを映画で知っただけのことなのだ。
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